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103P/ハートレー第2彗星
公転周期6.47年、近日点通過2010年10月28日、近日点距離1.06AU
撮影時の地心距離:0.17AU、日心距離:1.07AU
コメント:1986年にオーストラリアのサイディングスプリング天文台のHartleyによって発見された、
6.47年周期の彗星です。
撮影時の光度は6等級前後で、こいぬ座の中を移動中でした。
中心には明るい核があり、その周囲に青緑色のコマが淡く大きく広がっています。
また、核から右側に尾が伸びています。
以前に比べ、コマの大きさは小さくなっていますが、尾が長くなり、はっきりしてきた印象です。
富士山五合目の澄んだ空では、望遠鏡や双眼鏡を使えば、眼視で簡単に姿を見ることが
できましたが、尾はわからず、コマがどこまで広がっているかもわかりませんでした。
撮影データ
撮影日時:2010.11.6 27:19〜27:57
露出:2分×19コマ, DeepSkyStackerでダーク・フラット補正後、彗星基準でコンポジット合成、
Photoshop CS3にて調整
撮影場所:静岡県小山町
使用機材:タカハシ MT-160 + レデューサー D160mm f776mm F4.8
タカハシ EM-200B + ミードDSI-PRO + iAG ver 0.7.0により恒星ガイド
35mm判換算で約1,300mm相当にトリミング
カメラ:ニコンD5000(無改造) ISO 3200
撮影者:沼尻 裕
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