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103P/ハートレー第2彗星

公転周期6.47年、近日点通過2010年10月28日、近日点距離1.06AU
撮影時の地心距離:0.34AU、日心距離:1.21AU

コメント：1986年にオーストラリアのサイディングスプリング天文台のHartleyによって発見された、
　　　　　6.47年周期の彗星です。
　　　　　近日点通過から1ヶ月余り経過し、徐々に暗く小さくなりつつあります。
　　　　　写真中央に、青緑色の彗星頭部があり、核から右上側に短い尾が伸びています。
　　　　　撮影時には、おおいぬ座の東、とも座の中を移動中で、光度は約7等級でした。
　　　　　写真右上端には、赤っぽい部分がありますが、これは散光星雲Sh2-302の一部です。

撮影データ
　撮影日時：2010.12.10  25:55〜26:45
　露出：5分×10コマ, DeepSkyStackerでダーク・フラット補正後、彗星基準でコンポジット、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：埼玉県東秩父村
　使用機材：ケンコー 63-540 + BORG レデューサー0.85×DG【7885】D63mm f459mm F7.3
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + ミードDSI-PRO + iAG 0.8.0 Beta1により自動ガイド
　　　　　　IDAS LPS-P2フィルタ使用
　　　　　　35mm判換算で約800mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD5000(無改造) ISO 3200
　撮影者：沼尻　裕
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