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144P/串田彗星

公転周期7.6年、近日点通過2009年1月26日、近日点距離1.44AU
撮影時の地心距離:0.61AU、日心距離:1.47AU

コメント：1994年1月に、八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏によって発見された、7.6年周期の彗星です。
　　　　　3度目の回帰で、予報より暗い16等級だったものが、11月後半に増光して12等級になりました。
　　　　　その後、近日点通過まで1ヶ月弱となり、さらに明るくなって、大きく拡散した姿になっています。
　　　　　核の周囲に青緑色のコマが広がり、全光度は9等級ぐらいかと思います。
　　　　　撮影時には、おうし座の中をゆっくり移動中でした。

撮影データ
　撮影日時：2008.12.30  20:12〜20:52
　露出：5分×8コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、恒星基準でコンポジット合成、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：東京都八王子市
　使用機材：タカハシ FC-50 + ケンコークローズアップレンズAC No.2 +  BORG レデューサー0.85×DG【7885】
　　　　　　D50mm f280mm F5.6
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + Webカメラ + PHD Guidingにより自動ガイド
　　　　　　IDAS LPS-P2フィルタ使用
　　　　　　35mm判換算で約1,000mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 800
　撮影者：沼尻　裕
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