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153P (C/2002 C1) 池谷・張 彗星

公転周期371年、近日点通過2002年3月19日、近日点距離0.51AU
撮影時の地心距離:0.47AU、日心距離:0.78AU

コメント:明け方の北東の空に見えるようになり、高度が上がってきた池谷・張彗星です。
     太陽からは遠ざかりつつありますが、地球には接近し、大きく見えるように
     なってきました。
     撮影時には、カシオペヤ座の方向に見えていました。
     光度は3.5等級、ダストテイルはあまり目立たなくなりましたが、イオンテイルが
     長くなり、望遠レンズの画角には入りきらない状態です。
     薄雲越しでしたが、肉眼でも確認できましたし、望遠鏡や双眼鏡では、5度程度の
     尾が見え、頭部はキラキラと輝き、なかなか美しい姿が見られました。

撮影データ
 撮影日時:2002.4.13  27:38〜27:45
 露出:7分
 撮影場所:長野県小海町
 使用機材:PENTAX 100SDUF 400mmF4
      タカハシ EM-200赤道儀 + ST-4により彗星核ガイド
 フィルム:エクタクローム E200 2倍増感
 撮影者:沼尻 裕
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