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C/2002 T7 LINEAR彗星

近日点通過2004年4月23日、近日点距離0.61AU
撮影時の地心距離:0.75AU、日心距離:1.08AU

コメント：一旦は日本からは見えない位置まで南下した後、再び見られるようになった
　　　　　LINEAR彗星です。
　　　　　近日点通過から40日以上経過し、地球軌道の外側に出て、遠ざかりつつあります。
　　　　　南半球からは、長大な尾を持つ姿が撮影されましたが、既に尾は短くなり、
　　　　　写真には1度程度しか写っていません。
　　　　　薄明終了時の高度は10度という低空で、厳しい観測条件でした。
　　　　　撮影時には、まだ薄明中でしたが、若干高度が高かった分、良く見えていました。
　　　　　光度は5等級程度のようでした。

撮影データ
　撮影日時：2004.6.4  20:13〜20:18
　露出：5分
　撮影場所：静岡県富士宮市
　使用機材：PENTAX 100SDUF 400mmF4
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀 + ST-4により恒星ガイド
　フィルム：エクタクローム E200 2倍増感
　撮影者：沼尻　裕
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