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C/2007 N3 鹿林(ルーリン)彗星, 29P/シュワスマン・ワハマン第1彗星

C/2007 N3
近日点通過2009年1月10日、近日点距離1.21AU
撮影時の地心距離:0.81AU、日心距離:1.55AU

29P
公転周期14.7年、近日点通過2004年7月10日、近日点距離5.72AU
撮影時の地心距離:5.57AU、日心距離:6.11AU

コメント：画面右下側に写っているルーリン彗星は、一時期よりは移動が遅くなりましたが、
　　　　　恒星に合わせて追尾すると、50分弱の間に右側に移動し、核が線になっています。
　　　　　撮影時には、ふたご座を移動中でした。
　　　　　画面左寄りにある星団は、散開星団NGC2420です。
　　　　　また、ルーリン彗星の右、画面右端にある青っぽい星のようなものは、
　　　　　惑星状星雲NGC2392、エスキモー星雲です。
　　　　　この画角には、左上隅の矢印の先に、もう一つ彗星が写っています。
　　　　　木星の外側にある29P/シュワスマン・ワハマン第1彗星です。
　　　　　淡くてぼんやりしているので、写真でもわかりづらいかもしれません。
　　　　　拡大した2枚目の写真でなら、中央にあるのが何とかわかるかと思います。

撮影データ
　撮影日時：2009.3.14  19:34〜20:23
　露出：3分×16コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、恒星基準でコンポジット合成、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：東京都八王子市
　使用機材：タカハシ FC-50 + ケンコークローズアップレンズAC No.2 +  BORG レデューサー0.85×DG【7885】
　　　　　　D50mm f280mm F5.6
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + ロジクール Qcam S 7500 + PHD Guidingにより恒星ガイド
　　　　　　IDAS LPS-P2フィルタ使用
　　　　　　1枚目: 35mm判換算で約420mm相当
　　　　　　2枚目: 35mm判換算で約1,500mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD40 ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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