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C/2007 W1 Boattini(ボアッティーニ)彗星

近日点通過2008年6月24日、近日点距離0.85AU
撮影時の地心距離:0.64AU、日心距離:1.63AU

コメント:2007年11月20日に、Mt. Lemmon SurveyのBoattini氏によって
     18等級で発見された新彗星です。
     撮影時には、まだ火星軌道の外側にありましたが、太陽に接近して、
     予想以上に明るくなってきています。
     画面中央右寄りに小さく青緑色に写っており、光度は9等級です。
     右上側に短い尾があるようです。
     からす座を移動中で、画面左の明るい星は、2.6等級のからす座γ星です。
     周囲には銀河が多い場所で、画面右下にはアンテナ銀河(NGC4038,NGC4039)が
     小さく写っています。
     また、画面右下端にはNGC4027、画面右にはNGC4024とNGC4033、
     画面上端右寄りにはNGC4050が写っています。
     このほかにも、小さな銀河が点在しています。

撮影データ
 撮影日時:2008.3.8  22:37〜22:57
 露出:10分×2コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、彗星基準でコンポジット、
    Photoshop CS3にて調整
 撮影場所:山梨県鳴沢村
 使用機材:タカハシ FC-50 + ケンコークローズアップレンズAC No.2 +  BORG レデューサー0.85×DG【7885】
      D50mm f280mm F5.6
      タカハシ EM-200B赤道儀 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
      IDAS LPS-P2フィルタ使用
      35mm判換算で約420mm相当
 カメラ:ニコンD50(改) ISO 1600
 撮影者:沼尻 裕
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