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C/2008 A1 McNaught(マックノート)彗星
近日点通過2008年9月29日、近日点距離1.07AU
撮影時の地心距離:1.85AU、日心距離:1.20AU
コメント:2008年の最初に発見された彗星で、1月10日にSiding Spring Observatoryの
McNaught氏によって発見されました。
9月に南半球で6等級まで明るくなった後北上し、北半球からでも
見えるようになりました。
撮影時には近日点通過から1ヶ月余り経過し、太陽からも地球からも離れつつあり、
光度は7.5等級ぐらいでした。
夕方の薄明終了時の高度は20度程度で、少々見つけづらかったですが、
望遠鏡や双眼鏡による眼視で確認できました。
眼視では頭部しか見えませんでしたが、写真では青緑色をした頭部から
下方向にダストテイル、左方向にイオンテイルが伸びていることがわかります。
撮影データ
撮影日時:2008.11.1 18:06〜18:31
露出:5分×5コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、彗星核基準でコンポジット合成、
Photoshop CS3にて調整
撮影場所:長野県下伊那郡
使用機材:タカハシ MT-160+レデューサー (口径160mm 焦点距離776mm F4.8)
タカハシ EM-200B赤道儀 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
35mm判換算で約2,000mm相当にトリミング
カメラ:ニコンD50(改) ISO 1600
撮影者:沼尻 裕
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