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C/2009 R1 マックノート彗星

近日点通過2010年7月2日、近日点距離0.41AU
撮影時の地心距離:1.14AU、日心距離:0.65AU

コメント：2009年9月に、オーストラリアのSiding Spring天文台のMcNaughtによって発見された彗星です。
　　　　　近日点通過まで3週間程になり、太陽に接近して明るくなってきました。
　　　　　撮影時には、ペルセウス座の中を移動中で、明け方の低空に見えました。
　　　　　薄明開始時の高度は約17度でしたが、雲が多い天候で、雲が切れて彗星が見やすくなったのは、
　　　　　薄明が始まって30分程経過してからでした。
　　　　　光度は5等級前後で、青緑色をした頭部から、右上側に青っぽいイオンテイルが細長く伸びています。
　　　　　また、右下側には幅広いダストテイルがあり、2本の尾がある姿をしています。
　　　　　小型望遠鏡による眼視でも、ぼやっとした彗星頭部の姿を見ることができ、短い尾も
　　　　　確認できました。

撮影データ
　撮影日時：2010.6.12  27:09〜27:15
　露出：2分×3コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、彗星基準でコンポジット合成、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：ビクセン R135S + レデューサーR D135mm f626mm F4.6
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + Webカメラ + iAG ver 0.6.1により自動ガイド
            LPS-P2フィルター使用
　　　　　　35mm判換算で約1,200mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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