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67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ(Churyumov-Gerasimenko)彗星

公転周期6.44年、近日点通過2015年8月13日、近日点距離1.24AU
撮影時の地心距離:1.83AU、日心距離:1.28AU

コメント：1969年に旧ソ連(現ウクライナ)のChuryumovとGerasimenkoによって発見された周期彗星で、
　　　　　2015年で7回目の回帰です。
　　　　　欧州宇宙機構が打ち上げた彗星探査機ロゼッタが、2014年8月に彗星を周回する軌道に入り、
　　　　　至近距離から観測中です。
　　　　　また、搭載されていた着陸機フィラエが、世界初となる彗星着陸を行い、彗星表面から
　　　　　データを送って来ています。
　　　　　写真撮影時には明け方の低空の空にあり、おうし座の頭部、ヒアデス星団の北東側を移動中で、
　　　　　光度は約13等級でした。
　　　　　中央に小さく写っていて、右(西)に向かって短い尾が出ているようです。

撮影データ
　撮影日時：2015.7.18 27:05.0〜27:13.3
　露出：2分×4コマ, StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、恒星基準でコンポジット合成、
        Adobe Photoshop CS6により調整
　撮影場所：長野県小海町
　使用機材：PEXTAX 100SDUF (口径100mm 焦点距離400mm F4)
　　　　　　IDAS LPS-V4フィルター使用
　　　　　　タカハシ EM-10赤道儀 + ToupCam + PHD2 v2.5.0により自動ガイド
　　　　　　約1,200mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD600(無改造) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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