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73P/シュワスマン・ワハマン第3彗星(C核, B核)

公転周期5.36年、近日点通過2006年6月6日、近日点距離0.94AU
撮影時の地心距離:0.56AU(C核),0.55AU(B核)、日心距離:1.25AU(C核),1.24AU(B核)

コメント：南下して日本からは見えなくなった後、再び北上して来たシュワスマン・ワハマン
　　　　　第3彗星です。
　　　　　地球から遠ざかったため、C核とB核を同時に撮影できるようになりました。
　　　　　光度は上側のC核が10等級、下側のB核が12等級程度のようで、以前よりは随分
　　　　　暗く小さくなりましたが、いずれも尾がある姿で、明るさの割にしっかりした姿に
　　　　　写りました。
　　　　　くじら座を移動中で、撮影時の高度は30度弱ありましたが、眼視では
　　　　　確認できませんでした。

撮影データ
　撮影日時：2006.8.3  26:33〜26:38, 26:38〜26:43, 26:43〜26:48, 26:50〜26:55
　露出：5分露光×4コマ,  StellaImage5にてダーク減算後、彗星(C核)基準でコンポジット合成
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：PENTAX 100SDUF 400mmF4
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀 + ミードDSI-PROにより自動ガイド(恒星ガイド)
　　　　　　ケンコー L41 Super PRO WIDEフィルタ使用
　　　　　　35mm判換算で800mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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